病院長交渉 予備交渉報告



日 時:2000年2月16日水曜日 15時〜16時40分

場 所:管理棟1階第一会議室
出席者:
<当局>長津総務課長、藤井管理課長、外嶋医事課長、藤田総務課長補佐
      梅原人事係長、西川人事主任(記録)  6名
<組合>井上全学書記長、西山支部長、羽山書記長、高崎副支部長
      今田副支部長、木下書記次長、徳永書記(記録)  7名


自己紹介:役職名と名前

<当局> 日程については2月25日の2時から4時を考えているがいかがでしょうか。人数はこちらは、病院長、事務部長、総務課長、管理課長、医事課長、看護部長、総務課長補佐、副看護部長1名(総務担当)、梅原人事係長、記録1名の10名を考えている。10名でどうでしょうか。
<組合> 25日は試験監督が入っているので無理です。3月の第1週はどうでしょうか。
<当局> 1週目は病院長がいないので、3月9日か10日に調整したい。
<組合> では9日か10日でこちらも検討します。人数についてですが、昨年は13名だった。こちらとしては各部会の担当者に出てもらいたいので15名でいかがでしょうか。
<当局> 事務一元化で職員係が人事係に統合されたのでこの人数になった。
<組合> 別に人数は一致させなくてもよいのではないか。
<当局> では13名以下ということでいきましょう。
<組合> 予備交渉に看護部長にも出席していただきたい。昨年もお願いした。検討できないか。
<当局> 予備交渉はあくまでも事項の整理ということでお願いしたい。では3月9日か10日の2時から4時で人数は13名以下ということにします。こちらから聞きたいことがある。重点項目はどこになりますか。
<組合> 看護婦問題を中心にやっていきたい。
<当局> この後の学長交渉との関連性は。
<組合> 病院長交渉が終わってからやる。日程が3月9日となると厳しいものがあるので病院関係について解決していけば学長交渉にはあげない。
<当局> 学長交渉にはあげないということで理解していいか。
<組合> はい。
<当局> 昨今厳しいものがあるがどのように考えておられるか。
<組合> 独立行政法人化のことについては触れない。
<組合> こちらの都合で申し訳ないが、要求書の項目で1.2.のあと6.7.4.5.3.の順番でお願いしたい。
<当局> 本交渉もですか。何か意味があるのでしょうか。
<組合> いえ今回の予備交渉だけです。遅く来られる方もおられるので。

1.病院の再開発について

 1) 情報の民主的な公開を常におこない、開発の進行状況を伝えること。
 2) 実際に働く職員の声を積極的にとり入れること。
 3) 救急外来について、開設時期及び人員や医療機器の配置を明らかにすること。
 4) 再開発後の医療を充実させるための増員計画について明らかにすること。
 5) 保育所の位置づけの明確化並びに組合事務所の場所を確保すること。

<当局> 1.の項目については。
<組合> 再開発の現状を説明していただきたい。1)から5)の内容について15分程で説明していただきたい。3)については今ここで明らかにできないでしょうか。
<当局> 病院長が一番力をいれているところなので本交渉ですべて病院長に話してもらう。
<組合> 3)についてはわからないということでしょうか。本交渉の場では人員配置とか明らかにしていただきたい。
<当局> 3月に救急講座が開設される。教授は3月1日で就任し現在の救急体制が見直しされる。
<組合> 具体的にお答えいただきたい。
<当局> 病院長に伝えておく。

2.看護婦増員及び待遇改善について

 1) 増員によって2:1看護体制を実現して労働条件を改善すること。
  ・ 夜勤体制を3人に強化して回数を月8回以下にすること。
  ・ 救急外来開設に向けて適正な人員配置を行うこと。
  ・ 年次休暇の取得日数を全国平均(14日)に引き上げること。
  ・ 超過勤務時間を削減すること。

<当局> 2.については。
<組合> 私たちの最大の目標は2対1の実現。この場で出してもらいたい数字がある。まず98・99年の年休取得日数、98・99年の超勤時間。昨年の10月の運営状況という資料では夜勤回数が8.7回になっている。組合で試算したら9回になる。8.7回の根拠をお答え願いたい。それから2000年の増員数は2名と聞いているが定削数と定員外、暫定定数の数を聞きたい。又、暫定定数を熊大がいくつ要求しているのかも聞きたい。
<当局> そのことはこの項目には入っていますか。今言われた質問事項を文書で頂けますか。
<組合> 資料としてつくって提出していただきたい。
<当局> この項目は看護婦の勤務時間を短くすると言うことか。
<組合> 北大に会計監査がはいっている。熊大でも夜間看護加算をとる予定はあるのか。文部省でもこれまでのように人員抑制だけではなく非常勤職員ででも増員して加算をとるようにと積極的に変わってきている。その件については調査が入っていると聞いている。当然考えておられるでしょうね。
<当局> 今、お聞きしましたが、夜間看護加算と2対1の話は意味が違う。
<組合> それはわかってます。どちらにしても増員が必要。
<当局> そうですね。
<組合> 組合でも要求している内容。加算で6名増、2対1では30名の増でと検討している。こういうふうな事を考えている。雇用についてはお金はかかるがそれだけ返ってきているはず。
<組合> 数字は例年伺っているのでお願いします。
<当局> 年休が平成11年1月から12月で8.2日、平成10年1月から11月が7.2日夜勤回数は平成10年9月から12月で9.0回、平成11年8月から11月で9.0回位いづれも4ヶ月の平均。
<組合> 運営状況の8.7回の根拠は。
<当局> 平成10月の調査時と言うことは少なくとも8月から9月のものだと思う。根拠は調べてみる。
<組合> 文部省は9回越えるところに暫定定数を配分すると言っている。8.7回というのはちょっとまずい数字だと思うが。
<当局> 財源問題がある。
<組合> 教官の空きポストの利用だ。
<当局> 全国で、と考えておられるのか。
<組合> もちろん熊大の空きポストを含めた主に全国の教官の空きポストを利用している。暫定定数の理解がおかしいのでは。
<当局> 詳しいところは事務局が動かしている。財源をもちながらのこと。
<当局> 私もいろんな病院に行っているがやはり理解の仕方が違う。
<当局> 学長交渉で聞いてもらいたい。
<組合> 来年の増員は2名と聞いているが、定員外の人数は。
<当局> 今年度の23名は継続する。増員については明確ではない。
<組合> 夜勤看護加算の検討はどうでしょうか。
<当局> 検討はしているが実施するかどうかについては白紙の状態。
<組合> 加算をとることで1億円入って6名は雇えるのでは。
<当局> それはわかっている。
<組合> 文部省から調査がきているか。
<当局> 文部省からきている。約束はできない。
<組合> 2対1はどうでしょうか。文部省もいってきているはずだが。検討される中にあるのでしょうか。
<当局> 検討の余地無し。2対1までは届かない。2対1をとっている大学が3大学あるが補助料をとっていない。増やした割には収入が出てこない。2対1の要求は組合としては当然の事だとは思いますが。
<組合> 高度医療を支えている大学病院が2対1にしていかなければどんどん取り残されていってしまう。病院のビジョン、患者の満足が必要。個人的には在院日数が短縮されれば病院の信頼度も高くなると思う。詳しいところは本交渉でやりましょう。
<当局> 何かいい案がないですか。
<当局> 以前組合が40から30人増やせばということが6名となって組合も進歩したなと思った。非常勤を雇うというのは難しい。
<組合> 大学によっては増やしているところがある。山口大は新セクションで増えたが、神戸大のように非常勤を増やしたところがある。人は増やせないという常識を変えて行くべき。病院経営の面からも考えていく。
<当局> よりよい環境は必要だ。
<組合> ・2の救急外来の問題についてはICUの婦長に打診があっているということだが。
<当局> 具体的には決まっていない。1.-3)で一緒にやると言うことでよいか。
<組合> はい。
<当局> ・3の年休問題で14日というのはどこの平均か。
<組合> 公務員全体での平均です。看護婦もせめてこの日数に近づきたい。
<当局> ・4ですが平成4月から12月で看護婦の総超勤時間は55.400時間。看護婦が400名ぐらいで割ると月で15時間ぐらいになる。
<組合> 超勤を減らしたい。減らすには増員しかないと思うのですが。
<当局> 看護部でも申し送り、業務改善と努力してもらっている。
<当局> 年休、超勤は意識の問題も関係してくる。
<組合> 100床あたりの看護婦数が熊大は少ない。全国では52名。熊大は48.4名と3.6名も少ない。
<当局> 国立病院では2000年問題の対応で超勤がついていない。超勤をもらえばボーナスは減っている。うちはちゃんと出しました。全部とは言いませんが。事務官も大変。1)は本交渉でもやる。

 2) 病休、長期研修者についてはただちに代替要員を保障すること。慢性的な人員不足に対する応援体制を中止すること。必要な場合には稼働率を引き下げること。

<組合> だいたい代替は入れておられると思うが、昨年ICUの方が6ヶ月の長期研修に行かれていた。その時代替は入らなかった。
<当局> 研修については入れていない。病休者については入れている。
<当局> 研修は職場の協力体制の元行ってもらっている。どこの部門もない。事務も教官にもない。
<当局> 稼働率は87%。今月は89%、90%を越えるよう努力している。稼働率を下げろと言うのはどんなものか。
<組合> 稼働率をあげる、在院日数を下げるということが看護婦に負担になっている。組合では議論したい。
<当局> 院長は再開発をやっていて一番の目標は稼働率を上げることといっておられる。特命です。再開発をするための。西病棟がもう着工しますが建物を建てるためのお金を返還しないといけない。
<組合> 収入を上げるための稼働率ということですか。稼働率をあげて体制は大丈夫なんでしょうか。
<当局> 2.5:1では稼働率100%でも大丈夫。
<組合> 15:1ですよね。
<当局> 1月1日付けで13:1になっている。
<当局> 在院日数が20日以内であれば点数は高い、効率的だ。稼働率の上昇のほうがよい。現在は89%ぐらい。稼働率をあげても2.5対1は満たす。下げるというのはまずいと思う。
<組合> 稼働率を下げてと言うのはこちらの要求ですので。
<当局> この項目は本交渉に残します。

 3) 再開発後の看護体制を強化するための増員計画を立てること。

<当局> 増員計画は立てている。22名の要求でやっと2名ついた。
<組合> 定員外と暫定も考えて頂きたい。2名でもたいしたものだと思っている。
<当局> 本交渉に残します。

 4) 4週8休の完全実施と不足した週休の取り扱いについて責任を持つこと。

<組合> 1クールで8休が原則。
<当局> 平成10年5月から完全4週8休で取れている。

 5) 二交替制の試行、導入は行わないこと。

<組合> 医労連の調査では全国的に増えている。看護部長に今後の方針をお聞きしたい。
<当局> 本交渉で答えていただく。

 6) 働きやすい職場づくりのために
  ・ 希望に応じて看護の専門性を重視すること。特に、45歳以上の職員の希望は優先的に尊重すること。
  ・ 婦長会報告を文書化し、全看護婦へ統一した情報が届くようにすること。
  ・ ナースキャップを自由着用にすること。

<当局> 本交渉で看護部長にお答えいただく。

3.定員外職員の定員化及び待遇改善について

 1) 定員外職員を定員化すること。

<組合> 一般論としてお願いしたい。

 2) 本人の意志に反して日々雇用職員のパート職員への切替を行わないこと。
 3) 本人の意志に反して賃金の切り下げ、解雇を行わないこと。

<組合> 医学部で日々雇の人がパートになったり、日給額を下げるという話があっている。

 4) 日々雇用職員の退職手当の支給割合については第3条の第2項ではなく第1項を適用すること。

<組合> 第2項は自己都合で0.6が0.3で支給されている。本来は雇用の都合で辞めさせられているのであって本人の自己都合でないのではないか。

 5) パート職員へボーナスを支給すること。

<組合> 昨年の交渉で江西総務課長が出せない根拠はないと回答している。学長交渉の予備交渉ではパートは勤務時間が四分の三だからできないと言っている。ところが人事院では、勤務時間が四分の三でも大学の判断でパートにボーナスを出せると言っている。
<当局> 学長交渉で確認してみられたらどうか。

 6) 3年期限付き雇用を撤廃すること。
 7) 以下の待遇改善について人事院、文部省へ上申すること。
  ・給与を俸給表の月額とすること。それが出来ない場合には日給額の算定に祝祭日や年末年始を考慮すること。
  ・特別休暇(夏期休暇、パート職員への忌引休暇・病気休暇など)を適用すること。

<組合> パートには特別休暇がないので強く希望しています。
<当局> 4)、5)、6)、7)、とほとんどが法令の解釈上の事ですので学長交渉でお願いしたい。こちらがいったことと事務局で違うと困るので。

 8) 超過勤務手当の支給については定員内職員と差別しないこと。


<組合> 支給時間数が違う。年末年始の休暇は12月29日から1月3日までで土日は週休とみなしますが他は休日となる。休日行った勤務の手当の割合が135/100のはずが125/100となっているのはおかしいのではと言っておられる。調査願えないか。本交渉で答えてもらいたい。
<当局> 定員外だけですか。
<組合> 看護助手全員分です。
<当局> 調査しておきます。

4.賃金に関わる諸問題について

 1) 各職種の基準適合者の昇格の実現を積極的に進めること。

<組合> 総論でお願いしたいと言うことです。

 2) 看護婦の2級高位号俸者は全員3級に昇格させること。

<組合> 資料をお渡ししている。
<当局> 3級へは副婦長でないといけない。
<組合> それはわかっています。3級の方が退職された時にそこに優先的に入れてくれと言いたい。
<組合> 発令自体に待遇改善として努力して下さいと言うことです。文部省も大学内の裁量でと認めていますから。
<当局> 人事的には承知しています。
<当局> 成績優秀者に限ってと言うことです。

 3) 准看護婦の2級昇格を実現させること。

<組合> こういう要求があると言うことです。
<当局> はいわかりました。

 4) 行政職(二)職員の昇格については、附加業務を含めた職務内容を正当に評価し、昇格を速やかに実現すること。特に設備管理技士の職務内容を正当に評価し、積極的な昇格をおこなうこと。

<組合> 設備管理技士は熊大だけの職種でもありますので昇格について努力願いたい。
<当局> 人事的に承知して要求しています。

 5) 看護助手の3級定数の枠拡大に努力し、基準適合者は早急に昇格させること。

<組合> 資料を提出しています。
<当局> 原則的には医(三)の定数を使っている。規則上では2級までしかいかない。平成2年、5年に3級になった人がいる。これについては努力している。
<組合> 3級の定数がないと言うことですか。
<当局> 2名は特例的に認めた。
<組合> 2人目の要求を出しているのか。
<当局> これはうちではわからない。
<組合> 学長交渉になるようですね。
<当局> はい。

5.行政職(二)職員問題について

 1) 栄養管理室に主任調理師をおくこと。

<組合> 昨年「組織で認めれば検討する。」という回答をもらっているが現場では月一度の職場会議ではそのような事が話せないと言っている。
<当局> 待遇改善は必要。副調理師長が3名いる。10名いるなかに長が1名副が3名いて主任ができて全員役付きというのもどうか。努力はします。こちらから現場では話にくいということに関して室長に聞いてみて検討する。

 2) 退職者の後補充を行い、業者委託(下請化)を拡大しないこと。

<組合> 当然受け入れられない。広がらないよう努力をお願いしたい。

 3) 看護助手の複数科にわたる掛け持ち勤務をなくすこと。

<組合> 元々2フロアーだったので1名しかいなかった。メッセンジャー業務だけになっているので本来の看護助手がいてほしい。
<当局> 病棟婦さんは何をしておられますか。
<組合> 主に配膳です。
<当局> 必ずしも一律の動きではない。考えておきましょう。複雑な問題もある。

6.医療職(二)職員問題について

 1) 理学療法部に技師長制を導入すること。当面、学長辞令による技師長名を導入すること。

<組合> 病院長判断で技師長をおくことはできないのか。
<当局> 制度上はない。組織上必要と認めればOKだが。今回は考えておられないと部長は言っておられた。
<当局> リハビリテーションセンター構想があるのでその改組の折りにで考えてみることも可能性としてはある。

 2) 大型機器導入については人員を確保すること。

<組合> ヘリカルCTがはいっているが、人員がいないので余り使われていないようだ。骨密度測定機の機械の水替えなど私がやっている。
<組合> 現在、中央放射線技師が自主的に骨密度測定者数の各科のアンケート調査をやっている。1日10名測定すれば40.000円の収入になる。当然非常勤として中央放射線技師を採用すべきである。
<当局> 中央検査部に何10億という機械が入っているが人員が削減されていないとしかられている。そういうところで余剰が出来れば人員を院内でまわせる。

 3) 業務当直に伴う業務拡大を軽減する為に人員を確保すること。

<組合> 調査に基づいて人員を入れてもらいたい。この項目はおろしてもらってかまわない。

 4) 技官の研究費、研修を制度化すること。

<組合> うまくやられている大学とそうでない大学がある。数億円の大型機器が入ったら委任経理金が入ってくる。そういうのを使えないか。
<当局> はいってくればあるはず。
<組合> 委任経理金を技師に回せないのか。
<当局> 部長の考えになる。
<組合> あるかないか、使い方の状況を教えていただきたい。情報公開で閲覧できるだろうと思うが、私たちはそこまではしません。

 5) 業務当直手当を増額すること。

<組合> こういう要望があるという事をお伝えしておく。本交渉にはのせませんので。
<当局> わかりました。

7 .病院の職場環境の整備について

 1) 病院のゴミ焼却炉のダイオキシン排出量が基準値以下であるかどうかを明らかにすること。

<組合> データがあれば教えていただきたい。
<当局> 基準値は80ngで測定値は1.6ng。
<組合> どこでどのようにして計ったのか。
<当局> 測定の方法は聞いていない。平成14年からは焼却炉は廃止の予定。平成14年4月から基準値がまた厳しくなりますので。
<組合> いつ、どの場所で計ったのか文書で教えていただきたい。
<当局> 先ほどの数値は平成10年12月。昨年のはまだ。後で知らせる。

 2) 職員の福利厚生の面から院内食堂、売店の商品価格について検討すること。

<組合> 一般の店と変わらない。場所代もいらないので安く出来ると思う。例えばの案として商品券を1割5分引きで販売したらどうか。又、カロリー表示もをしたらどうか。病院長が恵和会の会長なので本交渉で再度お願いしたい。
<当局> 食堂だけでしょうか。
<組合> 売店もです。

 3) 看護婦の更衣室の整備、清掃を行うこと。

<組合> 白衣で出勤前に掃除してそのまま病棟に上がる。感染上問題があるのではないか。
<当局> 事務室も自分たちで時間前にきてやっている。私大では廊下等も全部職員でやっていると聞いている。他の人をいれると問題が起きたらとも思う。希望だけはわかりました。
 4) 恵和会役員への天下り人事への道義的責任についての説明すること。

<組合> 以前九大の事務部長がきていた。最近はそうではないようですが、こういう要望があることを伝えておく。

 5) 業務当直手当を増額すること。

<当局> ATMが設置された事はご存じか。左右に郵便局があるので無理。私たちもATMより局がほしい。
<組合> 市役所の郵便局は近くに安政町郵便局があるのに設置されている。簡易郵便局を恵和会がやるとかできないか。

 6) 本人の履歴書のコピーを許可すること。

<当局> 現在閲覧して手書きしてもらっている。
<組合> 手書きとコピーとどのように違うのか。
<当局> 事務一元化に伴って補助簿として使っていた記録カードが病院にはなくない。補助簿も端末に入っている。
<組合> プリントアウトは出来ますよね。
<当局> 国の記録として残している。打ち出したものを個人には渡せない。必要なところだけ転記してもらう。
<組合> カルテも公開している。
<当局> 見せません。
<組合> コピーを認めない開示というのはなくなりつつあるのでは。熊大の判断ですか。
<当局> 熊大の判断です。従前から事務局もコピーさせていない。
<組合> わかりました。学長交渉で聞いてみます。

 7) 病院構内の熊大病院指定タクシー乗務員の禁煙を指導すること。

<組合> 乗車待ちの際運転手が煙草を吸っている。会社によっては徹底して社内での禁煙を指導しているところもある。
<当局> 調査してからお願いする。

<組合> 項目にはないですがいいでしょうか。私は5病棟で働いていますが。天井の掃除は行われているのでしょうか。注射とか作っていると天井からほこりや蜘蛛が落ちてくるんです。ぜひ清掃をお願いしたい。
<当局> 調べて後ほど答えます。



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