課題別分科会 A

(8月19日 12:30〜15:00)

独立行政法人化問題
(1)今年度に入ってからの文部省や国大協の対応の変化、(2)その流れを受けた九州における大学間の再編・統合の動き、(3)九州の各大学で設置された独法化準備委員会の現状などに関して情報・意見交換を行いたいと思います。その上で、各単組が取り組んできた独法化反対の運動を、どのように粘り強く継承・発展させるべきか議論したいと思います。

青 年
先日開催された全大教全国青年交流集会が成功に終わり、九州からは5単組13名が参加しました。この中でも話し合われましたが、自分たちの将来に不安を感じている仲間が多いようです。今回は九州という地元での集会なので、全国大会の延長みたいにできれば、全単組の青年層と「青年層の未来」という具合に将来について語り合いたいと思います。

阿蘇の植物と草原 (*)
阿蘇山が世界一のカルデラ式火山だということは周知のことですが、実は植物分布のユニークさでも世界一を誇っています。講演者には内野明徳さん[熊本大理学部]にお願いしています。雄大な阿蘇の植物と草原について学習し、その後レクバスに乗れば気分も最高!

少年問題 (*)
「17歳問題」がマスコミでとりあげられる中、少年法の改正(改悪)という厳罰主義に向かう動きがあります。しかし重要なのは被害者の救済であり、加害者の更正であり、犯罪を生み出さない社会の形成です。長年少年問題に取り組んでこられた司法書士の小田秀幸さんを講演者に迎えて「おとなの問題としての少年問題」について学習しましょう。

遺伝子組み換え (*)
命の源である食事は安全であるということが大前提ではないでしょうか?今日、遺伝子組み換えによる原料を使った食品であるか否かが判り難いうえ、安全な食品を選ぶのが困難な状況にあります。なぜ安全性が確立していない食品を受け入れなければならないのでしょうか? 今回は戸田 清さん[長崎大環境科学部]に講演をお願いし、日本子孫基金が作ったビデオ「不安な遺伝子操作食品」を使ってバイオテクノロジー食品への応用の問題点を探る予定です。

セクハラ
大学におけるセクハラが認定され原告勝訴となる裁判が相次いでいます。しかし水面下で公にならない事件は山ほどあるはずです。女子学生から良くない噂も耳にします。訴えていく場がない、もし訴えても自分のプライバシーが守られるか心配だ、というのが実情です。各大学でのとりくみ(人権問題委員会など)を報告し合いましょう。


(*印はミニ講演会形式)