「草泊まり」の語源って?

 秋の彼岸頃の阿蘇地方では、冬の間の牛馬の飼料を蓄えるために、広大な草原での刈干し切りが行われます。車が普及する以前は、草原に茅の草小屋を造り、家族総出で10日間以上も寝泊まりしながら刈干し切りを行っていました。それを草泊まりと呼んでいました。
 九州の仲間が一堂に会するこの集会において、寝食を共にしながら語り明かしたいという願いを込めて、ニュースのタイトルを「草泊まり」と名づけました。

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