6月17日、1999年度第1回の執行委員会が開催されました。副委員長・書記次長の選出、担当部会の決定などを行い、正式に新体制が発足しました。例年より1ヶ月以上遅いスタートですが、執行委員一同協力して、組合活動の発展に貢献したいと思っています。組合員皆さんのご理解とご協力をお願いします。
執行委員長 樺島祥平
新しい組合の役員選挙において、委員長になりました医支部の樺島です。
長い間組合の活動をしていませんでので、実情がわかりません。これからは多くの方々の話を聞き、現実を直視し、執行委員の方々の協力を得て皆様の働きやすい職場にするように努力したいと思います。
前年度の執行部より多くの申し送りを受けました。1年間で出来ることはそんなにありません。重点的に3ないし4は実行出来ると思います。執行委員のメンバーも若返り、活気のある活動が出来ると期待しています。
どの職場も仕事量は増え、毎日鞭打たれる思いで仕事をしています。大学の職場の実態を他の多くの組合と協力して改善する運動をし、よりよい働きやすい大学にしていきたいと思います。そのためには職員皆さまの協力が必要です。どんなことでも結構です。どんどん組合に意見を述べて下さい。いろんなことを実現させるため皆さま共に頑張りましょう。
書記長 井上尚夫
1992年に引き続き、2度目の書記長をすることになりました。前回は、教養部改組問題を中心に大学改革の議論がいよいよ実質化してきた時期で、大学改革検討専門委員会の設置、「本音でトーク」の開催などを行いました。その後7年間が経過しましたが、その間、カリキュラム改革、教養部改組とそれに連動した学部改組、自然科学研究科の改組等が相次いで実施され、学内は大きく様変わりしました。その中で、多くの重要事項がトップダウン方式で議論も不十分なまま実施されています。大学院構想の修正、学務情報システムの導入、事務一元化など、問題があるとはわかっていても大きな流れには逆らえないという気持になってしまうことばかりです。このような時に、ますます重要になってくるのは情報公開だと思います。情報を一部の人が独占し、そこから方針が降りて来るのでは単なる独裁です。学長がリーダーシップを取るにしてもその判断の根拠になった情報は公開されなければなりません。情報を公開させること、それを広く組合員に周知させることは、現在の情勢の中で組合の果たすべき最大の役割と考えています。組合員の皆さんとともに、一年間頑張りたいと思います。 |