1999.7.9 |
||
E-mail:k-kumiai@mb.infobears.ne.jp |
ところで、最近、勤勉手当の額が大きく変動すると感じている人はいないでしょうか。実は昨年から勤勉手当の成績率を全職員一律に扱うことができなくなったのです。そのため、勤勉手当がちょうど0.6ヶ月分の人と、0.7ヶ月分を超える人(およそ2割弱と推察される)が生まれています。その額は個人差がありますが、教員でおよそ5万円程度であり、役職加算の額に匹敵します。 しかし、役職加算については配分の仕方を決めているのに、成績率の割り当ては不透明という学部もあります。公平に配分すれば、勤勉手当は年2回支給されるので、2年半から3年に一度の割で勤勉手当が増えるはずです。以下、勤勉手当の計算の仕組みを書きますので、あなたも自分の成績率を計算してみませんか。 用意するもの:6月の給与明細とボーナスの明細、電卓(そろばん) 調べておくもの:自分の役職加算割合 (1)6月の給与明細の俸給支給額(項目4)をAとする。 ここには、大学院手当、病院の危険手当などがすでに含まれています。大都市から転任してきた人でまだ調整手当がついているという人はその額も加算して下さい。 (2)自分の役職加算割合を B% とする。 俸給表ごとに加算割合が定められています。教官の場合、助手(0または5%)、講師(10%)、助教授(10または15%)、教授(15または20%)です。助教授及び教授についてはいずれを適用するかは各学部で一定の枠内で決めます。「役職加算が回ってきた人」というのは役職加算が助教授で15%になる人および教授で20%になる人のことをいいます。他の職種の人は組合にお尋ね下さい。 (3)ボーナスの勤勉手当額を C とする。(期末手当は関係ありません) さて、あなたの成績率は C÷(A×(1+B/100)) です。どうですか、ちょうど0.6になる人が多いはずです。0.7を少し上回る人も2割程度いるはずです。0.7を超えた人は今年良い成績率が回ってきたのです。0.6から0.7の間の人は、役職加算割合を間違えている可能性があります。計算をやり直してみて下さい。それ以外の数字になった人、疑問のある人は組合に連絡して下さい。 |
* 全国医科系大学教職員懇談会(通称:医大懇)とは? * そこで実行委員を募集します。 |