7月16日、いよいよ事務一元化が実施されます。各学部の事務は2係体制になり、不安を感じている人も多いと思います。事務の諸手続きがどう変化していくのかも、まだ分かりません。学部と事務局・学生部との業務の分担を教職員がきちんと理解し、業務が順調に流れるようになるまで、かなりの期間が必要なのではないでしょうか。また、事務の効率化のために行われている「電算化」も、学務情報システムに続いて、物品請求管理システムが導入されます。病院では、オーダリングシステムが導入されています。これらの電算化システムは、現場の実態に合わなければ業務の効率化には結びつきません。また、初期はトラブルが付き物です。そもそも、このような大幅な変更を行う場合、実施後も問題点の洗い出し作業に努めるとともに、その改善を集中的に行う事が不可欠なのです。そのため、短期的には、実質的な負担増も予想されます。しかし、このように矢継ぎ早に行っては、問題点が出ても素早く対応できるか疑問が残ります。末端の現場で働く教職員は、一元化・電算化の問題点を見つけた場合、そのまま放置するわけにはいきません。自分の努力(負担増)で何とか対応してしまう場合もあるでしょう。しかし、それは業務の効率化という一元化・電算化の目的に矛盾します。組合では、教職員の声を集めるとともに、問題点の改善を当局に求めていくことにしています。組合員でない方でも構いません。あなたの声を組合にお寄せ下さい。 |