No.19
2000.10.4
熊本大学教職員組合
Tel.:096-342-3529 FAX:096-346-1247
E-mail:ku-kyoso@mx7.tiki.ne.jp

 
 
全国から定員外職員の皆さんに
ぞくぞくと檄文が届いています№2


不当な待遇切り下げに遭われた
熊本大学医学部の定員外職員の皆さんへ


 私は、山口大学附属図書館に勤務する定員外職員(時間雇用)です。
本日、山口大学では定員外職員集会を開催し、教研集会でのあなた方の報告をさせていただいたのですが、報告をしながら改めて大学当局の仕打ちに例えようのない怒りを感じています。20年、30年と働いて賃上げがあって当たり前、それを切り下げるとは、人を何と思っているのでしょうか!
 全大教の副執行委員長の佐々木さんが、こういう事態を招いてしまったことに責任を感じます・・・と言っておられましたが、責任は大学当局にあるということを私は言いたいのです。予算の範囲を超えるまでどうして放置していたか、もっと早い時期に対処すべきではなかったか、まさに雇用者の責任です!
 組合に入られたということですが、ほんとうに良かったと思います。全国の仲間も事態を見守っています。どなたかが言われていましたが、組合があればこそ、私たち身分不安定な定員外職員も言いたいことを言え、労働者としての権利も守られてきました。組合は一丸になって私たちを守ってくれます。信頼してこれからの交渉等を一任してがんばってください。
 全国の定員外職員も人ごとではないことの事態を認識し、応援します!
賃金切り下げ撤回・回復が成される事を願って・・・・

2000.9.26 宮地 恵津子



熊本大学医学部の定員外職員の皆さん、
私は京都大学に働く定員外職員です。

 今回の待遇切り下げの話を聞き、憤りにかられています。
 私たちの京都大学では、数年前に、給与支給日をそれまでの翌月8日支給を遅らせて、定員の人たちと同じ17日にするということが行われました。それでなくても定員の人たちには前渡しの形でその月の給与が支給されているのに定員外職員には翌月に8日遅れて支給されていたのです。それをさらに遅らせ、同じ17日でも定員の人たちとは1ヶ月も差があるという差別的な
扱いに怒りを募らせました。しかし当局には通じず、当局の都合だけで実施してしまいました。雇用形態が違うということで、全く同じ仕事をしている職員にそういう扱いをする当局の非人道的な行為は今でも許せません。
 今回の熊大の件でも、「校費が少ない」ということを理由に簡単に長年働いてきた人たちの待遇を切り下げるという当局のやり方は同じだと思います。人が働くということを何と思っているのでしょう。そこで10年も20年も働いてきたことの重みが全く想像もできないのですね。
 熊大の皆さんは、ほんとうに悔しい思いをされていると思います。でも、組合に入っていたら声をあげることができます。私も、長年定員外職員として働いてきて、組合があるから言いたいことを言ってこられた、労働者としての尊厳もそれで守ってこられた、と思っています。
 全国に同じように悩み、苦しんでいる人がいると思います。熊大の皆さん、負けないで!

櫻田志津子



今、闘っている熊本大学の定員外職員のみなさんへ


  全大教教職員研究集会、定員外交流会で初めて聞いて今までの経過を知りました。現在、定員外職員をとりまく状況はとても厳しくて「事務一元化」「独立法人」等、目前に大きな波が押し寄せて来ています。今こそ私たちの頑張りどきだなあとひしひし感じている毎日です。
 
今、闘っている熊本大学の定員外職員のみなさん!
 大学の不当性は言うまでもなく明らかです。みなさんの周りにいる暖かな組合員の仲間とともに不当解雇、不当切り下げを決して許さないで、粘り強く、あきらめないで頑張ってください。
 あなた達のこれからの頑張りが、私たち全国の定員外職員の仲間の未来に大きく力を与え、これからの運動の「糧」となる事は間違いありません。
 遠く北海道・札幌の地から心よりあなた達を応援しています。

北海道教育大学札幌教職員組合
定員外職員  澤田 実千穂


 

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