2001.3.27 |
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看護婦増員および待遇改善について 増収のための2対1ではなく患者さんのための2対1を… <組合>患者さんの声が聞ける看護を私たちはめざしている。リスクをあげるだけなら2対1は意味がない。 <事務部長>経営改善がうまくいかなけれぱで今回の23名は没収される入数である。そういうことを理解しておいてほしい。 <組合>2対1になる大学は少ない。 <病院長>看護婦の増員で2対1にもっていこうと決定した。今回の23名では物理的にできない。トータルでは37名増える。 <組合>補助業務を看護婦にもってきてぎりぎりの2対1で周辺業務をすることになって患者さんのために何もならない。 <組合>先ほど病院長が欧米の話をされたが、日本の現状では熊大の補助者は少ない。病棟婦を削減すれば2対1になっても変わらない状態になるのではないか <病院長>収入だけでなく患者のアメニティ、医療のレベルをあげたい。今回の事の2対1はそのワンステップ。確かに収入は上がる。そのお金をどこに使うかそのひずみを解消するためにどうするか考えていかなければならない。病院は経営の方針を追られている。 <組合>追られているのは看護補助者削減の方向への転換ではない。文部省の方針でも補助者の削減にはなっていない。 <事務部長>文部省の考えは各大学で創意工夫しなさいという考え。それが医療事故につながるなら改善しないといけない。協力、痛みを分かち合いながら体制を維持していくか、元に戻すかになる。ゆとりのある2対1にしたいと思っている。なけなしのお金でスタートしている。医療事故の原因に関する資料があれば提出していただきたい。 <組合>近い将来看護補助者の削減計画を見直すということか。4月からでもできるはず。看護婦雇用の財源は削られていない。事故に関する資料なら先ほど提示したようにすでにここにある。 <事務部長>見直しの確約はできない。医療費は人件費に使えない。14人採用しやりくりしてやるためには創意工夫のやり方が必要。いつまでもこの状態を続けるつもりはない。現時点はスタート時点だと言うこと。 <組合>4月からスタートさせるというのに間違いはないのか。 <事務部長>医療事故の事実関係を調査する必要はある。 <組合>看護婦間題については学長交渉の議題としてもあげている。学長が最高責任者なのであげていく。増員で2対1になるがこういう事をするならどうみても労働条件がよくならない。働きがいのある安心できる職場づくりを期待している。事故が起こったらではなくその前に防ぎたい。私たちの考えを理解していただけないのなら県庁記者クラブでの記者会見をやってもいいと思っている。 <事務部長>私たちは事故が起こらないものとして考えている。提案があったような事実関係があれば見直しする。 <管理課長>病棟婦削減が14人雇っているからと書いてあるが、メッセンジャーを2人増やしてコンストラックシステムを強化していく。病棟婦の費用はそちらへいっている。看護部と相談して全体的な改善としてやっている。 <組合>赤煉瓦のニュースによる私たちの提案を踏まえてきておられると思ったがコメントが一切ないのは何故なのか。 <事務部長>見直しは算数でこちらを減してこちらへつけたということではない。算数、人数あわせだけでない。 <組合>このニュースでここに問題があるとか、なぜ提案のようにはできないかに関しての回答をお願いしたい。 「病棟婦削減問題」について婦長会でスタッフの意見は集約されたの? <組合>今回の病棟婦削減は婦長会で決められたと聞いている。 <副看護部長>婦長会はスタッフの意見を集約してきていると思っている。代表ですから。 <組合>スタッフは知りません。スタッフに検討させる時間もなく18名の賛成で婦長会で決定されたと結果だけ聞いている。 <看護部長代行>その中でトータル的に考えている。将来的にみて病棟婦がいるのかどうかもわからない。看護助手は必要と考えている。病棟婦を全部なくした場合の案も考えている。一歩一歩考えているところ。今回も病棟婦を残してよかったのかなとも考えている。いちいち回答する必要はないと思っている。先ほど病棟婦の数の話がありましたが看護協会の資料となるといろんな病院が人っている。搬送とか業務の内容も違う。そこがいい看護をしているかと言われたらわからない。 <組合>そういうことはない。熊大よりいい看護をしているはず。熊大病院より悪いところはない。年休一つとってもよそはもっと取れている。 <副看護部長>そんな熊大病院の看護婦はいい看護をしていると思いますよ。婦長会の中でも創意工夫してやっていこうと同意を得ている。 |