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2001.10.15 |
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E-mail:ku-kyoso@mx7.tiki.ne.jp |
「新しい『国立大学法人』像について」(中間報告)は大学を何処へ導くか |
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さる9月27日、国立大学の法人化後の運営方法などを具体的に検討している文部科学省の調査検討会議が、「新しい『国立大学法人』像について」(中間報告)を公表しました。文部科学省は、これをたたき台にして、来年3月までに法人化に向けた最終報告をまとめるとしています。 「中間報告」は、大学の裁量権の拡大をうたう一方で、大学の自主性・自律性を脅かすきわめて危険な内容を持っています。組合は、この間、「中間報告」に対するコメントを書記長談話として発表し、現在、「声明」の公表、パブリックコメントの送付などの準備を進めています。そして今回、組合として、「中間報告」の中身と問題点を、広く教職員に知らせ、議論することが、緊急の課題であると考え、学習討論集会を開催することになりました。集会では、「中間報告」の内容と問題点について学習し、教員、職員、それぞれの立場からの意見交流を行なうとともに、教員養成学部の統廃合、独法化された機関の現状、県立大学の動きなどについても情報交換したいと考えています。多くの教職員の参加をお待ちしています。 |