No.34
2002.2.14
熊本大学教職員組合
Tel.:096-342-3529 FAX:096-346-1247
E-mail:ku-kyoso@mx7.tiki.ne.jp


”うんとこしょどっこいしょ”
大きなカブは
みんなのちからで抜けました

こばと保育園児たち高らかに30周年を祝う

 大学病院内にあるこばと保育園は、設立30周年のお祝いを1月26日、医学部構内の楷樹会館において100名余の参加者をえて盛大に行い、すばらしいレセプションに30年の歴史の重みをしっかり受け止めました。
 開会のご挨拶に、保育園を代表して有富先生は父母が安心して働き、子どもたちがのびのびと明るく育つ保育をめざし、家族的な雰囲気を大事にして30年間がんばってきました。と感謝の気持ちを述べられました。
 ふじ組さん(3.4.5才児)8名は劇あそび「大きなカブ」を披露しました。うんとこしょどっこいしよとねずみさんまでひっぱってきて大きなカブをみんなのちからで抜きました。大きな声と堂々とした落ち着いた演技と歌に拍手喝采・・・。さすが!!
 プロ並みのマジックショーは卒園児の両親でもあり、組合の支部長でもあられる野崎さんご夫妻のマジックはテレビのブラウン管の中ではみたことのあるものでしたが1mも離れていないところで胴体が切断されるなど驚きの連続でした。
 会の終盤には、こどもたち、父兄、保育士による歌・手話、こどもたち・参加者全員による「明日があるさ〜こばと保育園バージョン」は未来を託せる明るい子供たちが育っているな・・と勇気づけられました。
 尚、下記単組から心あたたまるお祝いのメッセージをいただきました。当日参加者にご披露いたしました。
全国大学高専教職員組合
京都大学職員組合病院支部執行委員会
新潟大学職員組合医学部分会
新潟大学あゆみ保育園運営委員会
鹿児島大学教職員組合女性部
九州大学教職員組合医系支部
琉球大学附属病院 いずみ保育園
山口大学医学部内 たんぽぽ保育園

来賓の方からのごあいさつ(抜粋)

 たくさんの方から、心暖まるご挨拶をいただきました。一部ご紹介いたします。

生塩病院長は
 30年風雪に耐え、台風に耐え立派に育てていただいたこと、こばと保育園で育った心を持った子供たちが社会人となって貢献し、病院のためにカを発揮していること、常日頃、窓の外から園児の明るい声が聞こえこころなごみ感謝しています、と述べられました。また、保育園の将来については最近文部科学省に出向いた折り、霞ケ関にも保育所が出来たということなので、早速尋ねてみました。と気にとめていただいておられるお話でした。
玉井元病院長は 30年はあっという間でした。これまで378名の園児が卒園し、現在36名のぴちぴちした園児たちがいるということは、こばと保育園を通して出会いがあり、愛、おもいやり、やさしさというものをそのなかで学んで行かれ存続してきたのだと思います。とおっしやいました。玉井先生は倉庫を開放して保育園の活動を認めて下さった方です。当時もそうでしたが、とても愛情深いお言葉を頂きました。
高宗看護部長は 参与委員長でもある立場からもご挨拶したい、看護部のあゆみの編纂のおり、こばと保育園の20周年の記念誌を読ませてもらい、取り入れさせてもらいました。平成8年から参与委員長をやっており、園とのつながりも深く、昨年つくられたTシャツは看護部のビーチバレー大会のおり着用しました。いろいろしばりがありますが、その中で園の運営には努力していきたいと思います。とおっしやられました。看護部長さんにとって保育所がとても身近な存在にあるということがわかり、うれしいお言葉でした。
古田法学部長は 私がどうしてここにいるか不思議だと、私も思っているが、みなさんも思っておられるのではないでしょうか。実は社会人の方が大学院の1年大学コースに来られるんですが、その中にこばと保育園を利用された方が3名おられて、是非とお誘いを受けました。私で出来ることがありましたらご協力いたします。とおっしやってくださいました。
鳥飼教職員組合執行委員長は これから超高齢化社会に向かい、若い世代の肩にその負担は大きくのしかかって行きます。子育てしながら働く女性が益々ふえるなかで、女性の自己実現のためにも、男性の役割分担が不可欠となり、そのためには保育所の果たす役割が大きなものとなって期待されてきます、と資料をもとに具体的な数値を挙げてお話になられました。

 

戻る