No.36
2003.3.27
熊本大学教職員組合
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全大教九州第14回行(二)集会報告

多くの教職員が組合に結集してゆかねば
大きな力は持てない

　 3月1〜2日、熊大医学部構内楷樹会館において開かれた全大教九州第14回行(二)集会には5大学50名の参加を得ました。
　 ３月１日は航空システムのコンピュータートラブルに見舞われ、全大教副委員長三宅氏は羽田空港で、記念講演者中田氏は伊丹空港で足止めされ、おまけに雨・風・霧で熊本空港では１時間ほど上空を旋回し、記念講演は大幅に開始が遅れてしまいました。
　 予期せぬハプニングには見舞われましたが、記念講演はおもしろくて元気の出る内容で、笑いながら聞くなかで、学習もしてしまうというものでした。多くの参加者からとてもよかったと好評でした。
　 ２日目は、技能職員・看護助手・用務員の分科会に分かれて活発な討論がありました。行（二）という職種が要求がはっきりしているにも関わらず、一向に改善されないなど、一番弱い立場で、劣悪な立場に置かれていることが、いろんな人の発言から感じとれました。
　 今、行（二）が抱えている問題、外注業者が入りその人たちとの関係、昇格の遅れ、パート職の待遇問題などは全職種が抱える問題へと広がりつつあります。

　 この集会は行（二）職以外の人の参加も得て、実り多い集会となりました。行（二）職員が削減されるなかで、単独で集会を持つのは困難ではと言う声も聞かれましたが、むしろ積極的に他の職種にも行（二）職の実態を知ってもらい、共に問題解決に向かって元気の出る集会にしようと意思統一しました。
　 “闘う組合に明るい未来がある”と記念講演で言われたことを象徴するように２日目は青空の好天気に恵まれました。
　 集会の内容は記念講演も含めて報告集を作成しております。
　
平和を願い、イラク攻撃反対！
緊急集会に参加

いずれの集会も辛島公園に150名集まる。

＊国際婦人デー　3月8日
　 この日世界中で、全国各地で集会がもたれました。熊本ではミモザの花を持って「イラク攻撃反対、戦争でなく平和憲法を」と集会後新市街からパルコ前まで行進し市民に訴えました。

＊仏教者の呼びかけによる緊急集会　3月20日
　 米・英軍によるイラク攻撃が始まり残念でならない。今からでも遅くない、無力かもしれないけど、この一歩から踏み出そう。この力が戦争を止めさせ無くすことが出来る。広福寺の若い僧侶から灯された１本のロウソクの火が、次々と宗教を越え、思想信条を越え、老いも若きも、駆けつけた人々の手に灯りました。

＊市民団体反戦訴え緊急集会　3月22日
　 「平和憲法を活かす熊本県民の会」や「有事立法に反対し、憲法を守る熊本県民連絡会」など四団体のよびかけによるものです。集会後「もう戦争はいらない」と上通りまでデモ行進しました。


 

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