2003.4.4 |
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「国立大学法人法案」の廃案を訴え、 街頭宣伝・国会要請行動を展開!! |
熊本では街頭宣伝 3月27日(木)18:00〜から下通りパルコ前で、国立大学法人法案廃案を訴え街頭宣伝およびビラ配りを行いました。熊大教職員組合からは13名、県国公からの応援5名計18名が参加しました。横断幕・法人法案廃案を求めるポスターをかかげたサンドイッチマン・千と千尋の神隠しでおなじみ「カオナシ」も再び登場し、ハンドマイクで「国立大学法人法案」の危険な内容を訴えました。 受験が終わりホッとしている高校生(3月に卒業)のグループやお母さんたちは足を止め、授業料の高騰を心配し、大学が遠くなってしまうと感想を漏らしていました。しかし法人化を知らないという人がかなりいたことも事実です。 個人情報保護法案、有事関連法案などと同様に重要な法律が、国民の知らないうちに決まってしまうのかと不安になりました。あらためて、ひろく市民・国民の皆さんに伝えていかなければならないと思いました。 東京では大規模国会行動、集会を開催——約400名、 約200名が結集!!—— 同日、東京では、全国大学高専教職員組合主催の「『国立大学法人法案、高専機構法案』反対、大学・高等教育の充実をめざす3.27国会行動」が、全国74単組、協賛団体13団体、計約400名の参加で行なわれました。午前11:00から社会文化会館で決起集会を行ない、午後1:15から国会周辺をデモ行進し、午後2:30から国会議員へ要請行動を行ないました。熊本大学教職員組合からは3名が参加し、上記の活動を行ないました。 午後5:00からは、「交流連絡会」が中心となって、JRお茶の水駅前・文部科学省前(虎ノ門)で街頭宣伝のビラ配りが行なわれ、午後6:00からは中央大学駿河台記念館281号室で大学改革を考えるアピールの会・独立行政法人反対首都圏ネットワーク・国立大学独法化阻止全国ネットワーク・「子どもたちを大切に…いまこそ生かそう教育基本法」全国ネットワーク主催の「教育基本法と国立大学の法人化を考える集い」が約200名の参加で開催されました。「集い」では、中村方子(中央大学名誉教授)・「国立大学法人法案とは何であるのか」小沢弘明(千葉大学教授)・「教育基本法改悪と国立大学法人法の意味」小森陽一(東京大学教授)の三氏が講演され、「国立大学法人法案」の廃案と教育基本法の「改悪」阻止を訴える集会宣言を採択しました。熊本大学教職員組合からは街頭宣伝と「集い」に2名が参加しました。 4月3日、「法案」審議入り 「国立大学法人法案」は、4月3日の衆議院本会議で趣旨説明が行なわれ、衆議院で審議に入りました。今後は、4月16日以降の文教科学委員会で審議されます(文教科学委員会の開催日は水・金)。与党側は、3日間の審議で、すなわち23日の委員会で審議打ち切りを狙っているとも伝えられます。国立大学関係者の合意も十分に得られていない、また我が国の高等教育の未来を左右する法案の審議がわずか3日間とは、とても信じられない事態です。熊本大学教職員組合は、国会傍聴行動に代表を派遣するとともに、徹底審議・審議継続を強く求めていきます。 衆議院文教科学委員会の審議は、当面、4月16日、18日、23日が予定されています。国会傍聴行動に参加されたい方は、是非とも組合事務所(内線:3529)までご連絡ください。 |