No.22
2004.11.22
熊本大学教職員組合
Tel.:096-342-3529 FAX:096-346-1247
E-mail:ku-kyoso@mx7.tiki.ne.jp
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投票しましょう! 11月29日は過半数代表者選挙の投票日です。

 今年は黒髪地区事業場、本荘・大江地区事業場、附属病院事業場、京町地区事業場の4事業場では過半数代表を選出する選挙が行われることとなり、11月19日(金)に過半数代表者選挙の公示が行われました。
 過半数代表者は、就業規則に意見を述べ、三六協定に代表される労使協定を結ぶ権限等が与えられ、私たちの労働条件を決定する重要な役割を果たします。過半数代表者の選出は労働者にとって重要な意味を持っているのです。
熊本大学教職員組合は黒髪地区事業場において三澤 純氏(文学部:助教授)、本荘・大江事業場において羽山富雄氏(医学薬学研究部:助教授)、附属病院支部事業場において芦村浩一氏(ME機器管理センター:チーフ)を推薦いたします。あなたの大切な一票を組合推薦の候補者に投票して下さい。

不在者投票の届出は不要になりました。
11月29日(月)に都合がつかない方は、不在者投票をお願いします。

黒髪事業場  三澤 純(文学部:助教授)
 今回、熊本大学教職員組合の推薦を受けて、黒髪事業場の「過半数代表者」に立候補することになりました。組合が黒髪事業場において過半数を組織できていない現在、労働基準法上必要とされる過半数代表者は数多くの労使協定事項の締結当事者になるほか、就業規則が変更される場合に意見を述べることが求められます。
 立候補届を提出した翌日、臨時職員の方たちとの懇談会に参加しました。法人化に伴って、研究教育費が大きく削減されたあおりを受けて、多くの方が深刻な雇用不安を抱えていらっしゃる状況を目の当たりにして、「今こそ組合の力が必要とされている」と強く感じました。その責任の重さに身の縮む思いですが、熊本大学に働く全教職員にとって、よりよい大学作り、働きやすい職場作りを目指し、労働者の代表として全力を尽くしていきたいと考えています。
  プロフィール 2004年度;熊本大学教職員組合執行委員長

本荘・大江事業場  羽山 富雄(医学薬学研究部:助教授)
 教職員組合の推薦を受け、本荘・大江事業場の「労働者の過半数の代表者」に立候補します。選挙公示によると、今回の「代表者」の任務はフレックスタイム制、変形労働時間制、裁量労働制、賃金控除、時間外・休日労働、一斉休憩付与原則の適応除外などに関する労使協定締結です。私にとってはどれをとってみてもふだんの生活の中では意識することが少なく、知識も乏しい事柄です。しかし、この事態を何者かによってあたえられた機会と思い、労働問題について勉強してみようと思います。組合の支援を受けつつ、「過半数代表者」としての役目を果たせるよう努力します。
  プロフィール 2004年度;熊本大学教職員組合執行委員・医学部支部長

医学部附属病院事業場 芦村浩一(ME機器管理センター:チーフ)
 熊本大学教職員組合の推薦を受け、 医学部附属病院事業場の過半数代表者に立候補することになりました。
 国立大学法人熊本大学の過半数代表者選出選挙は今回が2回目となりますが、医学部附属病院事業場では初めての実施となります。前回は当事業場の教職員組合数が過半数を占めており、当時支部長の奈須美保子(西病棟6階看護師)さんに過半数代表者として、法人化に向け就業規則の作成、労使協定の締結などにご尽力いただきました。しかし今回は医員・研修医数が労働者数として新たに加わったため残念ながら過半数を確保できず選挙という結果となってしまいました。
 ご存知の如く医学部附属病院事業場は、慢性的な人員不足によるサービス残業にて職員は危機的状況に陥り、有期雇用職員は雇用に不安な日々を過ごし、補填はされましたが、予算不足による超過勤務手当の不払いもおこり、有給休暇も満足にとれない職員のフラストレーションは貯まる一方です。
 このような状況の中、就業規則の変更・締結が当局より示されました。勿論不当な行為は承認出来ませんし、少しでも職員が働き易く成るよう他の事業場の過半数代表者と共の力を合わせて戦ってきたいと思いますので、ご支援いただきますようお願い申しあげます。
 最後に、今回の過半数代表者選挙は医学部附属病院事業場に働く全員(1,103名)が有権者です。是非11月29日には選挙場へ足をお運びいただきますよう重ねてお願い申しあげます。
  プロフィール 2003年度;熊本大学教職員組合医学部支部執行委員
         2004年度;熊本大学教職員組合執行委員・医学部支書記長

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