2005.1.14 |
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〜特にこれまで頑張ってきた特別昇給対象者へ〜 |
みなさん特別昇給という言葉を知っていますか??これまでは業務において個人の能力や勤務実績より大きな処分がない限り、平均7年に一度特別昇給がありました。この制度は就業規則にも載っており、今年もその制度はあるのです。しかし、皆さんの周りで今年度特別昇給した方はいますか??大体7月か10月位にあるのですが、おそらくおられないことでしょう。 これは熊本大学ばかりのはなしではなく全国的に行われていないようです(いくつかの大学では行われています)。しかし、11月には独立行政法人国立高等専門学校機構において各高専に特別昇給の定数配分を通達しました。これは各高専が独立した法人格を持っておらず、独立行政法人国立高等専門学校機構の下に置かれているため、勝手に決めることが出来ないということもあり遅れていたようでした。しかし、大学の場合は各々に法人格を持っているので、このように定数の配分など関係なく自己裁量で決定できるのです。 では何故??特別昇給がないのでしょうか。大学使用者側は「予算の見通しが立たない」と言っていました。予算の見通しが立たないってどういうこと??この特別昇給分の予算については運営交付金にも含まれ、4月の大学運営予算に含まれていると聞きます。なのに・・・。たしかに現在の大学の財源はカットカットで厳しい現実にありますが、それを理由に特別昇給等の手続きをおざなりにしていていいのでしょうか。というより人件費で来ているものを出さないってどういうことよ。 先日の団体交渉のなかで昇格については「二月の給与で四月に遡って支給するつもりだ」という回答はありましたが、特別昇給についてはいまだ曖昧なままです。今大学では評価評価と学部・個人を評価するために様々な評価法を取り入れていますが、労働者の正当な評価をせず、労働者の労働意欲を無くすような使用者側の不誠実な対応に対して不信感は募るばかりです。というより「ちゃんと仕事をしているのですか??」と言いたいくらいです。今年度ももう終わりに差し掛かりました。大学には予備費としていた一億円近い予算が余り (使用者は余らしたと言っている)、各学部に割り振られています。 昇格と同じく特別昇給についても早急に対処するべきではないでしょうか。 |