No.10
2006.8.4
熊本大学教職員組合
Tel.:096-342-3529 FAX:096-346-1247
E-mail:ku-kyoso@union.kumamoto-u.ac.jp
PDF版はこちら


2006年度定期大会を開催

 
8月2日(水)18時より、くすのき会館レセプションルームにおいて、2006年度熊本大学教職員組合定期大会を開催しました。代議員総数67名(定足数45名)のうち、出席は60名(内、委任状47名)でした。
 司会より定足数を満たし大会が成立していることが報告され、鈴木委員長の挨拶の後、来賓の県国公議長鶴田英克氏(全司法)より連帯の挨拶がありました。議長団には教育学部支部の池田志郎氏と法文学部支部の伊藤正彦氏が選出されました。
2005年度活動報告(案)・決算(案)について
 議事に入り、2005年度の活動について、人事院勧告に準拠した賃金大幅切り下げ問題、賃金不払い時間外労働問題、異議通知書の取り組みを中心に、特に合理的な理由のない賃金の大幅切り下げを阻止するために、法人化後初の立て看設置・集会・デモ行進を行い、使用者側と団体交渉を重ね、全精力をぶつけてきたと報告がありました。
 ひきつづき2005年度決算報告が行われ、監査委員より会計監査報告が行われ、質疑・応答後2005年度活動報告(案)・決算(案)は全会一致で承認されました。
2006年度運動方針(案)・予算(案)について
 運動方針案では昨年度からの方針を引き継いでいくことを基本に据え、運営費交付金削減や成果主義の押し付けによる教育研究環境の悪化、合理性を欠いた就業規則の改正・賃金切り下げ、賃金不払い労働の蔓延、人件費抑制による雇用不安、マイナスが予想される人事院勧告など、厳しい状況を踏まえ、大学の自治と教職員の雇用と権利を守り、組合員の願いや要求をかなえるための取り組みが提案されました。予算案については、全大教への納入人員の報告、予備費の設定、旅費の増加について説明を加え提案されました。
 7月29〜30日に行われた全大教第38回定期大会について、熊大から提出した修正案等も含め、報告が行われました。
 続いて専門部会・職種別部会の活動方針案が提案されました。
 質疑・応答後、2006年度運動方針(案)・予算(案)は全会一致で承認されました。
特別決議(案)について
 人事院勧告に準拠した賃金切り下げに反対する特別決議(案)賃金不払い残業の早期解消をはかるための特別決議(案)の2本が提案され、字句の修正後、全会一致で採択されました。
 議長団解任の後、書記局員の紹介、ビアパーティーのお誘い、「新あつい壁」協力券の紹介、異議通知書の集約と更なる呼びかけを行い、最後に閉会挨拶が行われました。
 熊本大学教職員組合2006年度定期大会議案書および特別決議につきましては赤煉瓦で組合員の皆さんにお届けする予定です。

赤煉瓦目次へ