No.16-2
2007.11.20
熊本大学教職員組合
Tel.:096-342-3529 FAX:096-346-1247
E-mail:ku-kyoso@union.kumamoto-u.ac.jp


過半数代表者選出選挙
11月27日(火)〜29日(木)
午前9時〜午後5時

 熊本大学で働く労働者の過半数代表者の選出選挙が行われます。
 この選挙は使用者側が行い、選出された過半数代表者には、就業規則への意見を述べたり、時間外・休日労働 (36協定)に代表される労使協定を結ぶ権限等を与えられる事になります。
 つまり、私たちの労働条件に直接関わる重要な仕事を受け持つ事になります。黒髪事業場、本荘・大江事業場、附属病院事業場からの組合推薦の候補者からのひとことを紹介します。

黒髪事業場
井上 尚夫氏を信任してください。

 このたび組合推薦で過半数代表者に立候補した理学部(自然科学研究科)の井上です。法人移行時に書記長を務めていたこともあり、組合の立場から過半数代表者の活動に側面から支援を続けてきましたが、4年ぶりに書記長を引き受けたこともあり、自ら過半数代表者に立候補する決意をいたしました。
 過半数代表者の主な役割は就業規則の変更に際して意見を提出することと、時間外労働・裁量労働制などの労基法等に定められた労使協定を結ぶことです。黒髪事業場の全教職員を代表して活動するのであり、組合の立場とは一線を画して行動する必要があります。そのために就業規則の変更や労使協定の締結に関わって、直接教職員の皆さんに議論の要点などをお伝えしたいと考えています。
 また時間外労働などの労使協定の運用には過半数代表者自身はほとんど関与していません。私自身教員ですので職員の皆さんがどのような問題を抱えているのか、自らの体験として感じることはできません。このような弱点を補うためにも皆さんの生の声をお聞かせ願いたいと思っています。そしてその声をもとによりよい就業規則や労使協定作りに努めます。

プロフィール:2007年度熊本大学教職員組合書記長


本庄大江事業場
宮里 邦子氏を信任してください。

 本荘・大江事業場の「労働者の過半数代表者」に立候補することになりました医学部保健学科の宮里です。
 熊本大学が法人化されて以来,賃金問題をはじめとして,私たちの労働条件は悪くなる 一方です。教員は、従来の教育・研究に加えて、社会的貢献やさまざまな委員会、その他の任務など、個々において真摯に取り組んでおります。また、一般職員も人員削減や組織改編に伴う業務増の負担に耐えて業務を遂行しています。しかし、そうした全教職員の努力に対する代価としての賃金は引下げられ、教育研究費は著しく削減されています。
 このような厳しい労働環境を少しでも改善し、働きやすい職場づくりをめざして、微力ではありますが努力したいと思います。皆様のご支援をよろしくお願い申しあげます。

プロフィール:2006年度熊本大学教職員組合執行委員
医学部支部副支部長             


附属病院事業場
芦村 浩一氏を信任してください。

 教職員組合の推薦を受け、医学部附属病院事業場から4度目の過半数代表者に立候補することとなりましたME機器センターの芦村です。
 昨年度は、黒髪事業場、本荘・大江事業場の過半数代表者と共に、時間外・休日労働に関する労使協定書に時間外労働時間の縮減に必要な措置を講ずるといった覚え書なるものを取り交わしたほか、看護職員の時間外労働時間に関しても勤務と勤務の間の時間について、従来の「5時間を下回らないように努める」から「5時間を下回ることがないようにする」といった明確な表現に改めさせました。
 話を今年度に移すと、先ずは試行ではあるが11月4日から始まった二交替勤務時間が挙がってくることが予想されます。看護職員の健康や離職者防止を考えれば長時間夜勤は避け、1時間でも拘束時間が減るよう使用者側としっかり論議したい。また、医師の過酷な勤務は見ていられない。何かひとつでも過半数代表者として出来ることがあれば全力を尽くしたいと思いますので、皆様方のご支援、ご協力をお願いします。

プロフィール:2007年度熊本大学教職員組合執行委員
医学部支部書記長


熊本大学と雇用関係にある
フルタイム・パート職員も
全員有権者です。
学長・理事・監事・非常勤講師・TA・RA・
下請け・派遣以外の人は全員有権者です。

不在者投票は11月21日(水)〜26日(月)です。

 

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