本荘・大江事業場
田中 紀美子氏
附属病院事業場
芦村 浩一氏
を信任してください。
熊本大学で働く労働者の過半数代表者の選出選挙が行われます。この選挙は使用者側が行い、選出された過半数代表者には、就業規則への意見を述べたり、時間外・休日労働
(36協定)に代表される労使協定を結ぶ権限等12項目の権限を委任されます。
つまり、私たちの労働条件に直接関わる重要な仕事を受け持つ事になります。組合は本荘・大江事業場、並びに附属病院事業場へ候補者を推薦しました。候補者お二人からのひとことを紹介します。
不在者投票は10日(月)〜12日(水)です。
本荘・大江事業場 田中 紀美子 医学部保健学科 准教授
2008年度医学部支部執行委員
熊本大学医学部保健学科の田中紀美子です。本荘・大江事業場「労働者の過半数代表者」の役割を約半期を無事終了することができました。この半期において特に問題もなく経過したことを安堵しておりましたが、再び、本荘・大江事業場の労働者の過半数代表者選出選挙に立候補することになりました。
私は、「看護職者」として41年間、熊本大学で働いて参りました。それは、熊本大学の看護職者は熊本における医学の発展の歴史と共に発展してきたすばらしい職者だと誇りを持てたからでした。退職まで残り少ない期間でありますが、この1年間において、皆様のために少なからず、何らかのお役に立てたらという思いで、今回立候補することにいたしました。国立大学の法人化後の組織変革と職場環境の変化は、職員の生活に大きな影響を及ぼしています。余裕がなくなっているのは事実です。組織改編は人員削減につながり、パート職員、非正規労働者が増えています。パート職員はボーナスが支給されない、有期雇用職員は退職金が支払われないなど、管理的立場の経済効果が優先されているからであり、私たちの労働条件は厳しいものになっています。
教育現場では教育費、研究費の事実上の削減や、規則で当然支払われるべき旅費などは、職種の較差のために捻出不可能になるなど、教育や研究の環境も著しく劣悪化しています。すさまじい勢いで進む情報化社会はますます格差を大きくし、便利さと不便さの相対立する問題を生みだしています。生活の危機感ですらもたらしています。その上、人と人とのつながりは希薄となり、孤独になりやすい脆弱な人も増えてきています。このような時代だからこそ、わたしは、組合や過半数代表者の存在価値は大きく重要な役目であると認識いたしました。厳しい労働環境を少しでも改善し、働きやすい職場づくりを目指します。皆様のご支援をお願い申し上げます。
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附属病院事業場 芦村 浩一 ME機器センター 臨床検査技師
2008年度熊本大学教職員組合執行委員・医学部支部支部長
熊本大学教職員組合の推薦を受け、医学部附属病院事業場から5度目の過半数代表者に立候補することとなりましたME機器センターの芦村です。過半数代表者は、医学部附属病院事業場で勤務されている教職員1,500名余りの代表として、使用者側から提示される就業規則の変更等について意見を求められます。その際、私が簡単に〝ハンコ〟を押してしまえば皆さん方に不利益を被る事もあり、責任の重い立場でもあります。が、労働者の代表として決して不利益とならないよう皆様のご意見を拝聴し、少しでも働き易く、誇れる職場環境にしてゆきたいと思っています。
この過半数代表者選挙は、医学部附属病院事業場の教職員組合員数が過半数を組織していれば組合が自動的にその任を担うことになりますが、当事業場は過半数に届いていません。毎年行なわれる選挙で皆さんのお手間を取らせて心苦しいばかりです。
最後に、皆さんの代表者として思う存分働けますよう、一人でも多くの方々が投票されますことをお願いしまして、立候補表明の挨拶に変えさせていただきます。
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