2009.6.25 |
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E-mail:ku-kyoso@union.kumamoto-u.ac.jp |
執行委員長 伊藤 正彦(文学部:歴史学) 本年度は、第1期中期目標・中期計画の最終年度にあたり、国立大学は法人化後、大きな節目の年を迎えています。この間、法人化前に我われがもっていた危惧は現実のものとなり、さらには我われの予測をこえた事態も起こっており、国立大学法人が政府・文部科学省が宣伝したものとはまったく異なる代物であることが明白になっています。国立大学法人の学長たちも、運営費交付金の1%削減の撤廃、授業料の値下げを要望するなど(2009年6月15日の国大協総会)、その対応にむけてやっと重い腰をあげつつあるようです。 本年度は、組合活動も節目の年となりそうです。課題は山積みですが、とくに長年要求してきた特定有期雇用職員の正職員化、もしくは更新回数の上限撤廃の問題、そして今年浮上した夏期ボーナス凍結分への対応、定例の人事院勧告をうけた給与問題などが重要課題です。いずれも厳しい闘いになると予想されますが、我われの生活にかかわるだけでなく、今後も本学が社会的使命を果たしてゆけるどうかの試金石となる問題ばかりです。能力に乏しい人間ですが、執行委員・書記局員の協力のもと、組合先輩方々の努力と叡智を継承して精一杯取り組んでいきたいと思います。組合員、本学構成員のご理解とご協力をお願いいたします。 書記長 清水 久雄 (工学部:機器製作技術系) 今年度書記長を務めることになりました、工学部の清水です。今年はいきなり臨時の人事院勧告が出たり、執行部発足早々大変な年となりました。自分自身こんな時期に書記長を引き受けるには役不足ではないかと尻込みしました。しかし、これまで組合活動に参加してきて、自分なりに不満に思っていることを組合活動がカバーしてくれていることを知り、それが歳月をかけて結果として現実のものとなることを目の当たりにし、ただ組合員として運動を見ているだけではなく、実際に自分の想いをぶつけるにはいい機会だと思い、書記長という役を引き受けることにしました。 書記長は「気が利いて頼もしい」「まとめる力」という人が望ましいでしょうが、残念ながら私にはまだまだその器量は持ち合わせていないようです。なかなか周りまで気が向かないところもありますが、そこは執行部や書記局、すべての組合員の皆様に助けられながらでも、この一年は組合の活動方針の一つでも多く解決へ導けるよう取り組んでいきます。皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 2009年度役員名簿
書記局員として協力していただける方は本部組合事務所(内3529) または医学部支部事務所(内5858)に連絡をお願いします。 |