No.35
2010.4.1
熊本大学教職員組合
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組合の取り組みの大きな成果、
特定有期雇用職員の正職員化実現に多くの喜びの声!!
「特定有期雇用職員の正規職員化に関する説明会」報告

  組合は、3月18日の経営協議会の審議結果を受けて「特定有期雇用職員の正職員化に関する説明会」を3月23日に開催しました。当日は、医療技術職員を中心に、特定有期雇用職員、正規職員、また、組合員、非組合員を問わず多くの方が参加されました。
  また、ご多忙中にも関わらず、猪俣附属病院長にご出席いただき、正規職員化は附属病院にとってもたいへん喜ばしい事であるとご挨拶をいただきました。

田中支部長の挨拶

猪俣附属病院長の挨拶
  説明会では、伊藤執行委員長が、実現までの経緯と今後の課題について報告しました。
  特定有期雇用職員制度の下では、正職員と同じ業務を行なっていても5年の期限がついていたため、経験を積んだ人材が退職していかなければならない、また、将来の雇用への不安のため新たに募集をかけても人が集まらないという状況でした。組合では、これでは高度先進医療の質は保てない、いい人材の確保にもつながらないことを指摘し、附属病院との共通理解のもと、大学本部を動かし、この4月から特定有期雇用職員の正職員化(特定有期雇用制度の撤廃)を実現することになりました。
  しかし、諸手当の増額・創設や看護師・コメディカルスタッフの増員など、今後も多くの課題に取り組んで行かねばなりません。これを機に、一人でも多くの方に組合に加入していただき、みんなで力を合わせてさらなる待遇改善に向けて努力していきましょう。
  今回の正職員化実現には、特定有期雇用職員の方だけではなく、正規職員の方からも、「おめでとう」「うれしい」「よかった」と多くの喜びの声が寄せられています。
  説明会に出席された方々と看護師部会に寄せられた喜びの声を紹介します。なお、特定有期雇用職員の正職員化は地元紙でも報道されました。

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