2010.5.13 |
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組合ニュース | NO. 23 | 熊本大学教職員組合医学部支部 |
2010.5.13 | 内線 5858 メール m-kumiai@union.kumamoto-u.ac.jp |
「特定有期雇用職員の正規職員化実現を祝う会」報告 |
組合は、さる4月28日、「特定有期雇用職員の正規職員化実現を祝う会」をメルパルク熊本で開催しました。当日は、この4月に特定有期雇用職員から正規職員になられた方々、新しく組合に加入された方々、組合員の方々に加えて、これまでの組合運動を担ってこられたOBの方々にもご出席いただき、正職員化を祝いました。 伊藤執行委員長は、「特定有期雇用制度自体を廃止したことで、 今後新規採用される方は全員が正規職員として採用されるように なった。看護師だけでなく、医療技術職員を含めた正規職員化は全国の国立大学法人で初めての大きな成果である。この成果を勝ち取った一番の要因は、現場の医療職員の方々が声を上げたことであり、とりわけ、アンケートに寄せられた率直な意見、また、団体交渉の場の医療技術職員の当事者の発言にある。今回の成果は、非正規職員の形でしか医療職員を増員できなかった国家公務員時代、法人化当初以来の最大の課題を解決したもの。これは、これまで組合運動に尽くされてきた方々の力によるもので、先輩方に心から感謝したい」と挨拶されました。 その後、今回特定有期雇用職員から正規職員となられた 医学部支部の小原さんの「本当にうれしく、安心して働く 事ができる。みなさん、おめでとう」という発声で乾杯し、 歓談にはいりました。 今回の大きな成果を全国の組合も注目!! 今回の成果について全国の組合も注目しています。全国労働組合総連合(全労連:東京)の教宣局、熊本県医療労働組合連合会(熊本県医労連)の2名が取材に訪問しました。伊藤執行委員長、田中支部長が対応し、これまでの取組みを説明しました。お二人は、当事者の方々の生の声を聞きたい、と祝う会にも出席し取材されました。熊本県医労連ニュースは5月7日に発行され、全労連ニュースは5月15日発行の予定です。 OBの方々からお祝いのメッセージ 祝う会には、2対1看護体制への移行の取り組みに関わられた当時の執行部の方々にご出席ただき、お祝いのメッセージをいただきました。ある方は、「全国の取組みの発信地として文部省交渉や病院長交渉に取り組んだ。結果、2対1看護体制への移行の際に熊大病院でも23名の増員となったが、全員が(当時)有期雇用職員で3年期限雇用職員だったので増員はうれしかったが、何か、心にひっかかりがあった。今回の390名全員を正規職員化、の新聞報道を目にした時にとてもうれしかった。本当にうれしい、おめでとう」というメッセージをくださいました。また、乾杯直後にご披露いただいたマジックショーに場内は和み、最後の「祝!!正規職員化実現」の大きなカードの披露では拍手喝采となりました。 「熊大の職員です。」と堂々と言えるようになりました。 OBの方々からのあいさつでは、これまでの組合の取組みの歴史を認識するいい機会になり、また、新たに加入された方々からも頼もしい声を聞くことができ、大変有意義な祝う会となりました。ご出席くださった方々に厚く御礼申し上げます。 今後も諸手当の増額・創設や看護師・コメディカルスタッフの増員など、重要な課題に取り組んでいかねばなりません。みんなで力を合わせてさらなる待遇改善を目指して奮闘していきましょう。 |